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名番組も誕生!紅白の裏で放送していた番組の苦闘の歴史(日テレ・TBS・フジ編)

いよいよ紅白間近!昭和38年には81.4%もの視聴率を叩き出した紅白歌合戦。
このお化け番組に対抗しようと、民放の同じ時間帯に放送されていた番組を掘り起こしてみました。

詳しくは編集後記で。


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■■編集後記


今回は日本テレビ・TBS・フジテレビ編です。



■昭和54年
『第30回 NHK紅白歌合戦』(司会:紅組=水前寺清子、白組=山川静夫アナウンサー)

石野真子、小林幸子、サザンオールスターズ、さだまさしらが初登場。
小林幸子はデビュー15年目にしての念願の初出場だった。
余談だが、ここ数年は大型衣装を水森かおりが着ていて、「新衣装の女王」と呼ばれているのを見て、
「オトナの社会って怖い」と思わずにはいられない。(視聴率=77.7%)

一方、日本テレビでは・・・
『欽ちゃんの紅白歌合戦をブッ飛ばせ!第1回全日本仮装大賞・なんかやら仮そう』

実は第1回目の放送日は大晦日だった。会場も後楽園ホール、TDCホールではなく、新宿コマ劇場。
15人の審査委員による1人1点の15点満点を減点していく方式だった。



■昭和57年
『第33回 NHK紅白歌合戦』(司会:紅組=黒柳徹子、白組=山川静夫アナウンサー)

シブがき隊、あみん、シュガー、三原順子らが初出場。審査員には橋田壽賀子、森英恵も。ちなみに、
この回から歌詞がテレビ画面に表示されるようになった。(視聴率=69.9%)

一方、日本テレビでは・・・
『開局30周年記念 ウルトラクイズ・史上最大の敗者復活戦▽生放送!今夜クイズ王決定!
阿蘇山○×噴煙クイズ▽後楽園対大阪球場2元中継ナイタークイズ▽寺こもり水行クイズ▽歴代チャンピオン6人に挑戦』

敗者復活戦が企画されたことにも驚きだが、自分なら「敗者復活するのにここまで苦労するんだったら、
自分は復活しなくていいよ~」と思ってしまいそうだ。



■昭和60年
『第36回 NHK紅白歌合戦』(司会:紅組=森昌子、白組=鈴木健二アナウンサー 
総合司会=千田正穂アナウンサー)

吉川晃司、C-C-B、石川秀美、原田知世らが初出場。白組トップバッターの吉川晃司がギターを燃やした回である(←いや、覚えている人は40歳以上かも)。(視聴率:66.0%)

一方、TBSでは・・・
21:00『毎度おさわがせします ▽空想KISS』

22:00『そこが知りたいスペシャル ぬくもりの旅!鈍行列車・冬の日本海をゆく』

なんと『毎度おさわがせします』は大晦日なのにスペシャルではなく通常放送だった。
テーマソングを歌っていたのは紅白にも出場しているC-C-B。『そこが知りたい』は、
今でいえばテレビ東京『土曜スペシャル』のような内容。

『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』を紅白の時間帯に放送するようなものかもしれない。



■平成7年
『第46回 NHK紅白歌合戦』(司会:紅組=上沼恵美子、白組=古舘伊知郎 総合司会 草野満代アナウンサー 
宮本隆治アナウンサー)

メディアに一切姿を現さなかった岡本真夜がテレビ初出演。
酒井法子、安室奈美恵、シャ乱Q、ESATEND×YURI、H Jungle With tらも初出場。
トップバッターは酒井法子とシャ乱Qだった。(視聴率:1部=44.9%、2部=50.4%)

一方、フジテレビでは・・・
『さんまの爆笑忘年会 北海道から九州までよっぱらいおじさんを突撃大取材
▽日本全国ほろよい生中継・歌と笑いの大みそか』

忘年会などで酔って歌い踊る人たちの様子を取材したVTRを全国各地から集めて紹介。
スタジオには酔いの覚めた本人も登場し、言い訳をするというもの。今でいえば「笑ってコラえて」に近いかも。

最後に、懐かしい番組を紹介。



■平成9年 日本テレビ
『電波少年 特別番組 ドロンズついにアラスカゴール 極寒完全生中継』

人気絶頂だった『電波少年』も紅白の時間帯に放送。あれから15年もたったのかと思うと、
昭和生まれとしては恐ろしい。ということは『電波少年』を知らない世代が続々と増えてきているということでもある。
トシはとりたくないものだ。

(文/やきそばかおる)




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  1. 2014/12/31(水) 08:34:49|
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転職成功組も!2014年の仕事運どうだった?

いよいよ今年も終わり!という感じがしますが、年末ともなると今年一年を振り返りたくなるものです。
2014年はアベノミクス効果が期待された年でしたが、みなさんの仕事運はどうでしたか?

詳しくは編集後記で。


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■■編集後記


うまくいった人ばかりではないかもしれませんが、
世間のみなさんに今年一年の仕事運について聞いてみました!


【質問】
2014年、仕事運はどうだった?


【回答数】
凶:26
小吉:31
吉:33
大吉:10


◆ごくごく普通の人が多い?「吉」がトップに!

「大吉」や「凶」ではなく「吉」と答えた人がトップになりました。

「基本的に大きな問題もなく普通に過ごすことができたように思うから」

「可もなく不可もなく。といったところです。何も取り柄のない自分としては良かった方かも知れません」

「結果が良かったわけではないが、悪いことも起こらなかったので吉だと思う」

「いままでできなかった仕事をするチャンスもあり、着実にステップアップできていると感じるため。あとは収入がそれに追いつけば大吉!」


ごくごく普通に過ごせることが幸せと感じる人も多いようです。意外とこの普通というのが一番難しいのかもしれませんが、無難に今年一年を終えられた人もそれなりに居たようです。ただこの吉という回答も幅広く、悪いことがなかったので小吉よりはちょっとマシと考えているタイプもいれば、もうちょっとで大吉だった!という運気上昇中の人もいました。


◆そこまで悪いことはなかったけど・・・「小吉」が二位!

「吉」に続いて、「小吉」「凶」「大吉」の順になりました。

「悪い事もあったけど大事では無く、それなりに大病もせず続ける事ができたので」

「2014年を振り返っての仕事運は最悪の凶いや・・・大凶と言っても良いでしょう。とにかく最悪でした」

「転職できたことが大きな理由ですね!もともと憧れていた業界に入ることができたので、文句なしに大吉です!」


「小吉」と答えた人は違って悪いこともあったけど、最悪ではないという回答が目立ちました。また結婚を機に仕事を諦めたなど、一方は良かったが、もう一方はうまくいかなかったとう意見も。そして「凶」と「大吉」の回答には大きなギャップがあり、同じ一年でもこんなにも差が出るものなのかと感じてしまいます。


◆厳しい現実?!「大吉」よりも「凶」が多い結果に!

アンケート結果によると「大吉」よりも「凶」と回答した人が多いという少し悲しい結果になりました。なかなか今年一年を振り返ったとき、自信を持って「大吉だった!」と答えられる人は少なかったようです。

ただし、「吉」や「小吉」と回答した人の中にも「悪いことはなかった」「もう少しで大吉」という意見もありましたので、決してマイナスばかりの一年ではなかったようです。1年間は意外と長いですから良い時も悪い時もあって当然です。良かった人も悪かった人も、来年はもっと運気が上昇するといいですね。


■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・独身女性
■調査期間:2014年12月9日~12月19日
■有効回答数:100サンプル








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  1. 2014/12/30(火) 08:17:42|
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外堀は埋まった!極楽とんぼ山本、2015年復活への「最後の障壁」

2006年に不祥事を起こし芸能界を引退した極楽とんぼの山本圭一。
今まで何度も復帰の話がマスコミを通して持ち上がったが、
今年は山本に関するある偶然の一致が業界で話題となった。

詳しくは編集後記で。


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■■編集後記


「奇妙な偶然があったんですよね。今年、相方の加藤浩次がMCを務める『スッキリ!!』(日本テレビ系)に出演していた気象予報士が逮捕されました。それが山本と同じく淫行だっただけでなく、逮捕された2月23日は山本の誕生日でもあったんです。当時は『加藤さんへの嫌がらせかよ』なんて冗談も飛び交っていました」(テレビ関係者)

その事件以降、山本に対する環境が少しずつ変化し始めたという。

「5月に発売された『めちゃイケ』DVDは、山本の出演シーンにモザイク処理はなし。8月のネット番組『めちゃユル』でも、若き頃の極楽とんぼの写真がそのままで配信された。さらに地上波でも、12月に放送された『AKBどっきり解散総選挙SP』で冒頭の過去映像に山本が映りこんでいた。つまり、テレビ局側は山本に対して今は強い規制をしていないということがわかった」(制作会社ディレクター)

とはいえ、吉本興業は山本の復帰には現在も難色を示している。さらに、もうひとつ越えなければならない壁があるという。

「後は『めちゃイケ』を前身番組からずっと引っ張ってきた総監督の片岡飛鳥さんが許すかどうかでしょうね。山本が捕まった時に一番激怒していたのは片岡さん。2012年からめちゃイケの演出から離れ、ネット番組に専念していましたが、最近の『めちゃイケ』は視聴率の不調もあり、数カ月前から企画統括として戻ってきています。山本が復帰するとしたら『めちゃイケ』以外には考えられないですから、片岡さんがどう思っているかでしょうね」(放送作家)

今年18年目を迎えた「めちゃイケ」。最近は低視聴率が続き、20周年の節目で終了との噂もある。復帰ラブコールを送り続けている加藤に、山本は応えることができるか?




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  1. 2014/12/29(月) 08:09:04|
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「今年一番面白かったドラマ」読者が選んだベスト20!(前編)

今年も数多くの作品が放送された「TVドラマ」。
そこで、リビングWeb読者の皆様に「今年一番印象に残った、面白かったドラマ」を緊急アンケート!

詳しくは編集後記で。


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■■編集後記


ほんわか系からサスペンス、はたまた歴史ものなど様々な作品がありましたが、果たしてリビングWeb読者が選ぶNo.1はいったいどの作品なのか? ベスト20を堂々発表! 意外な結果に皆さん驚くかも?



■アンケート結果から今年のドラマ上位を大紹介!

今回のアンケートは、リビングWeb読者を対象に、12/11~12/17までの約1週間、「今年面白かったテレビドラマのタイトルと、どんなところが面白かったのか」を1人3作品まで投票して貰いました。

大変多くの読者にアンケートに参加して頂き、挙げられた作品数はなんと110にものぼるなど大変な激戦となりましたが…まずは11位から20位までを一気にご紹介!

11位  『ごめんね青春』 錦戸亮・満島ひかり(日21時・TBS系)
12位  『HERO』 木村拓哉(月21時・フジ系)
13位  『さよなら、私』 永作博美・石田ゆり子(火22時・NHK)
14位  『ディアシスター』 石原さとみ・松下奈緒(木22時・フジ系)
15位  『MOZU Season2~幻の翼~』 西島秀俊・香川照之(木21時・TBS系)
16位  『ファーストクラス』 沢尻エリカ(水22時・フジ系)
17位  『ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館』 海外ドラマ(日23時・NHK)
18位  『地獄先生ぬーべー』 丸山隆平・桐谷美玲(土21時・日テレ系)
19位 『死神くん』 大野智(金23時15分・テレ朝系)
19位  『ルーズヴェルトゲーム』 唐沢寿明(日21時・TBS系)

わずかにベスト10に届かなかったのが『ごめんね青春』。「クドカンワールド全開でセリフ回しも面白い」「全力で笑かしてくれるところがいい」「テンポがいい」と言う声が。

12位の『HERO』は「キムタクもかっこいいし、周りのキャストも最高」「北川景子にヒロインが変わったが、期待を裏切らないおもしろさ」とまさに定番の味わい。

また、13位、14位の2作品は女性ならではの視線で描かれたヒロインたちの物語に感情移入できたという声が多く集まりました。
13位の『さよなら、私』はNHKのドラマ10枠の放送。「実際にあるわけない~と思いながらも、演技派女優のやり取りに毎回涙なしには見られませんでした!」とうように「泣けた」という意見が続出。「よくある『入れ変わり』なのだけれど、丁寧な描き方が印象的」というように、高校時代に永遠の友情を誓い合った友美(永作)と薫(石田ゆり子)が大人になった後に魂が入れ替わり、それぞれの想いを抱えながら人生の最期を見つめざるを得ないという状況になっていく、というストーリーには、ファンタジーではありながらも考えさせられる点が多かったようです。

14位の『ディアシスター』は「妹役の石原さとみが可愛らしく、姉妹の物語という事もあって、我が子と重なってしまいました。」「涙ありで大人になってからの姉妹の有り難みを感じる」と言うような、自らの家庭の境遇に重ね合わせての感想も多く見受けられました。


今年の人気ドラマは? ベスト10から6位までを大紹介!

それではいよいよベストテンの発表~!


◎10位 『マッサン』 シャーロット・ケイト・フォックス・玉山鉄二(朝ドラ・NHK)

現在放送中の朝ドラが10位に。“ウィスキーを日本で製造する”という夫の夢を叶えるため、スコットランドから日本に嫁いできた亀山エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)、亀山政春(玉山鉄二)夫妻の奮闘を心温まる筆致で描くドラマ。
アンケートでは「エリーがけなげで可愛らしい」「エリー役の演技が上手い」などヒロインに感情移入している方が多いよう。「実在の人物なので興味がでる」といった昭和初期の雰囲気を上手く描けているのも好評の源のようです。はたして、初の国産ウィスキーを2人は見事に作ることができるのか、今後の展開にも目が離せません。


◎9位 『相棒 season13』 水谷豊・成宮寛貴(水21時・テレ朝系)

刑事モノの定番シリーズが9位に。「水谷さんの演技が上手で見入ってしまう感じ」と警視庁特命係の切れ者警部、杉下右京を演じる水谷豊の安定感ある演技ぶりと、「中身がよく練られていて、見た後いつも充実感があります」としっかりしたシナリオに満足しているという回答が多く寄せられました。成宮寛貴演じるカイト君こと甲斐亨巡査部長と杉下警部のコンビもますます息が合い、今後も期待を裏切らない面白さを持つ刑事ドラマとして今後も水曜の夜に君臨しそうですね。


◎8位 『信長協奏曲』 小栗旬・柴咲コウ(月21時・フジ系)

“高校生がタイムスリップして織田信長に成り代わり天下統一を目指す”、という斬新な設定のこのドラマ。「奇想天外なストーリーにはまった」「ぶっ飛びな展開」とその世界観にどっぷりハマる人が続出。「歴史に沿いながらも、現代的に信長の時代が描かれていて新鮮」「面白い内容で、苦手だった歴史を勉強し直したくなった」と言う声も。織田信長を好演する小栗旬に「アンチ小栗旬でしたが、なんだか最近かっこよく見えてきました…」という声も。現代人がタイムスリップしてもなぜか歴史通りになっていくという展開の絶妙さに「難しい歴史をわかりやすく脚本にしてくれていて、少しだけ歴女になれそう」と歴史に興味を持つきっかけになったドラマだったという意見も。
2015年冬に公開予定の映画につなげるためか、最終話はあっと驚く展開となりましたが、エンターテイメント性の高い作品として楽しめる作品でした。


◎7位 『素敵な選TAXI』 竹野内豊(火22時・フジ系)

「竹野内豊さんのとぼけた感じが何ともいえない」と、案内役のタクシー運転手、枝分(えだわかれ)を演じた竹野内豊が新境地を切り開いたこのドラマ。
「バカリズムの脚本がなかなか面白い。竹ノ内豊がちょっとお馬鹿っぽい役でおもしろい」と彼への絶賛のコメントが続々。「意外なストーリー展開とキャスト、セリフの言い回し、ちょっとした笑いなど、いろいろ盛り込まれて面白かった。何より全話ハッピーエンドなのが素敵」と予想の斜め上を行く脚本にいい意味でだまされた方が多かったよう。「何といっても安心して見ていられる娯楽番組!!バカリズム最高!!!」。
“タイムスリップもの”なのにそれを感じさせない演出も好評だったようです。


◎6位 『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』 上戸彩・吉瀬美智子(木22時・フジ系)

平凡な主婦だったはずの笹本沙和(上戸彩)がある日、不倫を繰り返すセレブ妻・滝川利佳子(吉瀬美智子)と偶然に出会い、それをきっかけとして導かれるように高校の生物教師・北野(斎藤工)との禁断の恋愛へと突き進むようになる…というドラマですが、「現実にあるようなリアルさで、職場の女性(20~50代)で毎回見るたび盛り上がった」「ありそうな、なさそうな展開に毎週ドキドキ」と主婦層を中心に“大人の女ゴコロ”をわしづかみ。
「女性目線のもどかしさや葛藤が描かれていたので入り込みました」と、非現実的ながらもあってもおかしくない、というその絶妙なさじ加減にどっぷりとやられてしまう人も多かったようです。
また、「主要キャスト4人がぴったりで、タイトルバックも衝撃的」「個性がぶつかり合う出演者の演技が良かった」「上戸彩ちゃん、上手くなりましたね」と出演陣の演技力を絶賛するコメントも多く寄せられました。

なかには、このドラマのせいかどうかは分かりませんが、
「“レス”で楽しくなかった日々を変えてくれました。 ダイエットをして、ナンパをして好きな人ができました。毎日楽しいです」と“リアル昼顔体験”を告白!してくれた30代後半の読者も。これもドラマの効果と言っていいんでしょうか…キャー!!

ーーーーーーーーーー

以上6位までの紹介でしたが、いかがでしたか?

あれだけ話題となった『昼顔』が6位ですから、それを越える上位5作品はいったいどんな作品だったのか? 気になるところですが…「ベスト5」は後編で!

<文:関谷知生>





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  1. 2014/12/28(日) 08:01:26|
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ほとんどブラック! カリスマ経営者のトンデモ経営哲学2014ワースト5

出版不況のなかでも依然として好調なのがビジネス書だ。
なかでもカリスマ経営者のビジネス書はその経営手法、経営哲学を学ぼうと、
中小企業やベンチャー企業の経営者たちがこぞって読みふける。

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■■編集後記


こうしたビジネス書を実際に読んでみると、社員の権利を一切顧みず、ひたすら働け、会社のために尽くせ、それでいで、会社には頼るな、といったブラック企業顔負けの経営哲学が堂々と書かれているケースが多い。 そして、こうしたカリスマ経営者のブラック哲学に影響を受けて若手経営者たちがブラック経営を当然のようにはじめ、ブラック企業がどんどん広がっていくという、ブラックの連鎖のようなものが起きているのだ。

そこで、この1年のビジネス書やビジネス雑誌の中から、ブラック企業を生み出す元凶となっているカリスマ経営者たちのブラックな名言ワースト5を選んでみた。


第5位 富士フイルムホールディングス会長兼CEO 古森重隆
「伸びることができる人の条件として、もう一つ私が確信していることがある。それは、会社を思う気持ちが強い人、オーナーシップを持って会社のために仕事ができる人だ。 」 (『魂の経営』/東洋経済新報社)

10年前、富士フイルムが圧倒的なシェアを誇り利益の過半を稼いできた写真フィルムが、デジタル化の大波が押し寄せた存続の危機を迎えた。そこで、古森重隆会長兼CEOは危機意識を社内で共有し、過去のしがらみを断ち切り、「破壊と創造」を進め、液晶ディスプレイ材料や医療機器などの成長分野に注力し、業績をV字回復させた。その経営改革の全貌とリーダー哲学を語っているはずなのだが、精神論に終始。第五章「会社を思う気持ちが強い人は伸びる」という章タイトルや冒頭の発言に表れているように、一介の会社員にオーナー報酬を支払うわけでもないのに"オーナーシップ"を要求するなど、会社にとってだけ都合のよい自説を展開する。 これは「一人一人の社員が人間性の向上のため、夢を持ち、夢を追い、夢を叶える努力をする」「ワタミを辞めた者は、夢を諦めた者」と洗脳していくワタミ創業者の渡邉美樹のやり口とほとんど変わらないものといっていいだろう。


第4位 セゾンファクトリー代表取締役社長 齋藤峰彰
「私は経営者として様々な会社、組織を見てきたが、あらゆる組織の中で、学校の体育会、運動部こそが理想的ではないかと考えている。(略)それを理解してもらうために、『超』を加えた、超体育会主義と表現している」 (『セゾンファクトリー 社員と熱狂する経営』/日経BP社)

「旬の工場」という意味の社名を持つセゾンファクトリー。89年に山形県高畠町で創業した高級加工食品メーカーで現在の売上高は約30億円、社員は約280人だ。季節ごとに最高の素材を使い、最高の方法によって加工するジュースやジャムの中には1点で4000円を超える商品もあり、東京・新宿の伊勢丹をはじめいわゆる"デパ地下"に約30店を出店している。地元産品を日本中に高付加価値で売るビジネスモデルの成功の秘訣を創業者である齋藤社長は「決めたことを全員で全力で取り組む」「超体育会主義」にあるとしている。 「まず何よりもお伝えしたいのは声の大きさだ(略)社員に対して『10メートル離れた顧客からも聞こえる大きな声で話す』ことを徹底している」 そもそもは「もっと人を大切にする会社にしたい」と独立。当初は地元のやんちゃな若者たちを雇用してきただけに、その頃の教育方法が「超体育会主義」として現在まで続いているのだ。社員と全力で取り組むためには、超体育会主義的なイベントも目白押しだ。 5月は社内イベント「大桜祭り」で新入社員は1カ月かけて準備した余興を披露し、全社員が出身高校別に分かれた「校歌対抗」合戦を行う。 夏は本社の駐車場内の仮設の大型プールに続々放り込まれる「ビアパーティ」。ここでも数カ月かけて準備してきた余興を行う。秋には芋煮会、12月にはクリスマス、2月には「スピリットミーティング」(経営計画発表会)。この他に多い「年で10回ほど」開く「体育の日」(スポーツ大会)がある。 「イベントで育まれることのうち、特に大切なのは団結力だ。私は苦境を突破する上で、団結に勝るものはないと思っている」 「バカになる姿勢」が大事でそのためには社員は余興が欠かせないという。それにしても、余興の準備の時間はいったいどれだけかかるのだろうか。 この齋藤社長は超体育会主義的なイベントに疑問を持っていないようで、あるとき、退職するある社員にその理由を聞いたところ、「『社内イベントがあまりない普通の会社に就職したい』と言われた。(略)とても驚いた」というほどだ。 齋藤社長の大きな夢は「世界のどこにいっても通用する『食のスーパーブランド』を構築すること」だそうだが、その夢をかなえたいのならば、社員が疲弊する前に、余興を減らした方がいいと思うのだが......。


第3位 ファーストリテイリング会長兼社長 柳井正
「僕はハードワーキングは問題ではなく、人材を促成栽培することが問題だと思います。(略)でも、それでもできる人がいるんですよ。例えば1年とか、2年で店長になる人がいる。それはその仕事に対する情熱や執念ですよね」 (「経営は実行なり」 『日経ビジネス 総力編集 徹底予測 2015』/日経BP社)

ユニクロを展開しているファーストリテイリングの柳井正会長兼社長、そのブラックな経営哲学はこれまでも問題視されてきた。 新卒者の2人に1人が3年以内に辞め、しかも店舗正社員の休業者のうち42.9%がうつ病など精神疾患にかかっていた(12年8月期)。 ユニクロは新卒社員を半年くらいで早く店長にしようとする。店長を残業代を支払わなくて済む労働基準法上の「管理監督者」、管理職にする、いわゆる"名ばかり管理職"として扱った上に、「月330時間労働」(ユニクロの月の上限労働時間は240時間)を強いた。 2013年4月の朝日新聞のインタビューでは「世界同一賃金」を導入すると明言。「グローバル化で、将来は、年収100万円か1億円かにわかれていく。これは世界の傾向です。『あなたは付加価値を与えられる仕事ではないといけないのですよ』と。そういう人を育成して、海外に行って店の経営をやってもらわないといけないのです」 (『追及!ブラック企業』/しんぶん赤旗日曜版編集部/新日本出版社) タイトルの発言は日本電産永守重信会長兼社長との対談で従業員にハードワークを求めることが話題になった際に語ったものだ。店長を促成栽培したことの問題点については認めているが、仕事の出来不出来を「経験や能力の違い」ではなく、「情熱や執念の違い」に求めているのだ。仕事ができないのは情熱や執念が足りないからという精神論は、ブラック企業の論理そのものだ。 柳井は12月、学生向けの就職セミナーで「(過酷な労働環境を強いる)ブラック企業ではない。サービス残業もなくなった。セクハラやパワハラは即座に処分する」と強調し、職場環境の改善をアピール。「若い社員が本当に輝ける企業に変わりたいと努力している」と訴えたというが、職場環境の改善こそ「情熱や執念」でやっていただきたい。


第2位 サイバーエージェント代表取締役社長 藤田晋
「成長意欲のある部下ほど、『叱ってもらいたい』傾向が強いのですが、これはもちろん激怒されたいわけではなく、自分の悪い点や課題点を論理的に教えてほしいだけなのです」 (『藤田晋の仕事学』/日経ビジネス人文庫)

「先日、とある若い社員が、突然サイバーエージェントを辞めたいと言って有給消化に入ったという話を聞き、私は『激怒』しました。『社長が怒っている』という噂が社内に拡散するよう、意図的に怒りました」というのは、芸能人らが多数所属するAmeba(アメーバ)ブログで知られるサイバーエージェント(CA)の創業者・藤田晋社長だ。10月の日経のコラムで「激怒」した内容を語っているのだが、若手社員に新事業の立ち上げを任せていたのに、放り出す形になったこと、競合他社からの引き抜きを防ぐため、「一罰百戒」が経営上必要だからと説明している。 藤田といえば、今や数少ないITバブル業界の勝ち組。「渋谷で働く社長のアメブロ」で華麗な交遊を披露し、かつては女優の奥菜恵と結婚(その後、離婚)、現在も、「キラキラCA女子」という言葉もあるように、女子社員は美人が多く「顔採用」ではないかと揶揄する声が聞こえるほど。「昭和」的な経営とは一線を画したスマートな経営をしているものかと思いきや、「激怒」も辞さないなどと昭和の体育会系経営をしていることがネットを中心に驚愕された。 しかし、藤田の著書を読めば、また、冒頭の発言を見れば明らかなように、その経営哲学は昭和の体育会系経営だ。たとえば「泊りがけの合宿で視点が変わる」という一文では、「気候がよくて、さわやかな春は、企業の研修合宿に適した季節です(略)泊りがけの合宿でしか得られないものもたくさんあります(略)私は、役員合宿、部門合宿、マネージャー合宿など、年10回程度の合宿に参加しています。ほとんどが1泊2日の合宿です。最初は役員合宿しかありませんでしたが、それが思ったより効果があったことから、今ではほとんどの部署が合宿を行うようになりました。会社としても合宿を奨励しており、費用も会社が負担しています」というのだ。 春は合宿、上司は部下を叱るもの......ITなのに体育会系の単純な発想の数々に唖然だが、あ、そうか、「キラキラCA女子」ってもしかしたら、キラキラさせて、ブラック企業ぶりを覆い隠そうとする作戦なのか。


第1位 京セラ創業者 稲盛和夫
「最初、運動会は自由参加でしたが、私は、参加しない人たちに対して烈火のごとく怒りました。その後は、運動会などは、任意参加ではなく全員参加にしたのです」 (『従業員をやる気にさせる7つのカギ 稲盛和夫の経営問答』/日本経済新聞出版社)

稲盛和夫といえば、京セラ・KDDIの創業者。2010年、78歳にして日本航空の再建を引き受け、会社更生法の適用から2年で営業利益2000億円というV字回復を成し遂げた。このため「名経営者」として、ビジネス書や人生論にも関心が集まっている。 自らが塾長を務める勉強会「盛和塾」では中小企業の若手経営者を中心に9000人超が稲盛式経営を学び、実践しようとしている。『従業員をやる気にさせる7つのカギ 稲盛和夫の経営問答』はその「盛和塾」での塾生たちの悩みに答えた「経営問答」をまとめたものだ。 「社員に経営者意識を持ってもらうには」という塾生からの相談には「社員に権限を委譲する前に責任を持ってもらう」「経営の実態を社員みんなに公開する『ガラス張りの経営』」「大きなルールだけを決めて、『おまえ、ここを守れよ』と任せる」とアメーバ(小集団)経営の極意を説法している。 タイトルの台詞は、「思い通りにいかない考え方の共有」を図るためにはどうしたらいいかという塾生からの相談に対する答えだ。「全員参加経営」を実現させることが経営の要諦だという稲盛は次のような経験を語る。 「心を一緒にするために、コンパなどを通じて一生懸命に私の思い、つまり京セラフィロソフィを話しました。人生とは何か、人間とはいかなるものか、どのような生き方をしていくべきかなど、思想や哲学を皆に共有してもらおうと思ったのです」 「中小零細企業ですから、皆が一生懸命働いており、就業時間内に集まる時間もありません。ですから、どうしても休日か、または夜に集まることになるわけです」 当然ながら参加しない社員も出てくる。 「家族もありますから、日曜日まで会社の連中と行くのはおもしろくないわけです。安い弁当と焼酎をちょっと飲まされる程度の花見なら家族と一緒に行ったほうがいい」 「しかし、なるべくなら経営者の側に寄ってきたくないという社員こそが、経営者の考え方を教えなければならない人なのです。経営をしていると、誰が喜んで来るのか来ないのかがおそらくわかると思います」 では、たとえば、運動会にこない社員をやる気にさせるためにはどうすべきか。どんなテクニックを使っているのかと思いきや、冒頭の一文のように「参加しない人たちに対して烈火のごとく怒りました。その後は、運動会などは、任意参加ではなく全員参加にした」のだというのだ。 これってパワハラというか、完全に労働基準法違反だろう。 勉強会「盛和塾」では9000人超の若手経営者がこんな経営哲学を学んでいるというのだから、考えただけで空恐ろしくなる。


いかがだっただろうか。「カリスマ経営者のトンデモ経営哲学2014ワースト5」。いずれにしても、こんなビジネス書が大手をふって流通しているわけだから、きたる2015年もブラック企業がますますはびこることは間違いないだろう。 一層の監視が必要になりそうだ。 (小石川シンイチ)




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  1. 2014/12/27(土) 08:59:59|
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